工場の空調新設の目的とは?

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茨城県にある自動車部品工場において、空調機の新設工事を実施しました。

この茨城工場は歴史があり、敷地内に10棟近くの建屋がある大規模工場です。

 

■2つの課題を解決

(1)一つ目の課題は、10棟の中で建屋自体は比較的新しいにもかかわらず、部品置場として使用されており、「工場として使わないともったいないのでは?」と思われる工場棟(第7工場)がありました。

(2)もう一つの課題は、慢性的な人員不足の解消で、「良い環境を提供することで、優秀な人材を募りたい」との思惑があります。

この2つの課題を解決するために、当社は工場全体の改修計画をご提案いたしました。

まずは、物置と化している第7工場を、工場としての機能が果たせるように、床・壁を改修、換気など必要設備を設置することを計画しました。

まt、工場内には断熱が無く「夏は暑く、冬は寒い」環境でしたので、空調は勿論のこと、工場の熱効率を計算し、断熱パネルを設置することにしました。

この空調の効果は抜群で、工場で働く方々から感謝の言葉をたくさんいただくことができました。

さらに優秀な社員の方も続々と入社されており、当初描いた「活気ある工場」に進化しております。

その他にも、様々な仕掛けをしましたが、それらは次回のブログでご紹介いたします。

アクーユ三四郎ホテル 1期(空調)工事完了

2月に工事がスタートした西伊豆の「アクーユ三四郎ホテル」の1期工事が完了しました。

今回の計画は、単なる空調の更新工事ではなく、省エネルギーにも重点を置いたものになっています。

既存設備は吸収式冷温水器(油仕様)でしたが、イニシャルコストとランニングコストを数十パターン分析し、最終的には電気方式の更新としました。

省エネ率を分析すると、既存設備より4割以上のランニングコスト削減になる計算です。

コストを低減する一方で、工事中の売上を下げては意味がありませんので、工事期間中も客室の売り止めは一切なしで工事を実施しました。

売り止めなしにするには、工事時間が限られている中での事前

 

 

段取りや、工事の工夫が欠かせません。

当社には、上記のようなランニングコストの削減や省エネルギー化のノウハウがありますので、「うちも設備更新を考えている」というホテル・旅館業の方は、ご遠慮なくお問合せください。

もちろんホテル・旅館業以外の業種にも対応しております。

 

■アクーユ三四郎ホテル

アクーユ三四郎ホテルは、西伊豆特有の日没の景色が最高ですし、従業員の方も親切な方ばかりですので、とても良い旅の想い出がつくれると思います。一度、訪れてみてはいかがでしょうか。

 

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賃貸マンション原状回復工事を施工中

東京都北区の賃貸マンション(全210戸)の原状回復工事を施工中です。

同マンションは、最寄駅から徒歩7分程度と便利で、管理もしっかりしているということで、とても人気のマンションです。

一方で、築25年以上が経過しており、「今風の設備」に更新していく必要性も出てきていました。

そこで、退去が出た部屋から順番に、原状回復工事と設備の更新工事を行っています。

空調の更新は勿論のこと、IHの交換、ウォシュレット取付(ユ

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ニットバスも可)、浴室乾燥機の更新など、比較的小規模な工事も得意としておりますので、何でもご相談ください。

箱根のホテル空調設置工事を「予約止め無し」で実施

今回の空調工事を実施したホテルは、箱根外輪山とイタリ池を望む絶景の宿ということもあり、客室単価が高く「何とか予約を止めないで工事を実施してもらいたい」とのご要望を受けました。

当社は、大規模ホテルから中小規模のホテルまで、お客様のチェックアウトからチェックインの間の限られた時間の中で工事を行うノウハウと実績がありますので、今回も「予約止め無し」で工事を完了させました。

特に今回は「お客様が冷房を使う前までに完了させてもらいたい」とのことで、見積依頼から工事完了まで、2部屋を1週間程度で完了させております。

ホテルの空調・給排水でお困りのことがあれば、何なりとご相談ください。

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東京都中小ビルオーナー限定補助金「空調・照明更新に1/2補助」

先般、東京都から「中小ビルオーナー限定」の補助金が発表されました。

この補助金は、東京都にテナントビルを保有するビルオーナー様が、テナント部分の空調や照明などの設備更新を実施する場合、「工事費と機器代の合計額の2分の1を補助」するというものです。

補助金の申請期間は2017年7月までですが、空調機器の選定や工事の段取り、入居しているテナントさんとの話し合いなどが必要になるため、今から準備を進める必要があります。

「ビルの設備更新を考えている」というオーナー様にとりましては、とても使い勝手のよい補助金です。

当社では、補助金申請・施工・モニタリングまで一貫して対応できますので、設備更新をお考えのオーナー様がおられましたら、何でもご相談ください。

 

■お問合せフォーム

http://to-pane.com/contents/inquiry.html

 

電話03-3452-6701

担当:中川

 

 

 

平成29年度「省エネ補助金」の概要が見えてきました

平成28年度(昨年度)は、省エネ補助金の中では特にメジャーな「エネルギー使用合理化等事業者支援補助金(エネ合)」の採択率が48%となり、厳しい戦いを強いられた事業者も多いのではないでしょうか。

 

一方で、「中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業補助金(中小企業補助金)」は、エネ合の影に隠れて採択率が特に高かったようです。

 

これはエネ合が、工事費+機器代の2分の1が助成されるのに対して、中小企業補助金は機器代の3分の1と「手間の割には助成が少ない」ことが1つの要因と考えられますが、考え方によっては「確実性の高い補助金で採択される」という戦略もありではないかと思います。

 

この2つの補助金が「平成29年度はどうなるか」ですが、最新の情報では、「2つが統合されて1つの補助金になる」という方向のようです。

 

そうすると採択の可能性が高い「中小企業補助金は無くなるのか?」という問題が見えてきますが、そうではなく、1つの予算の中で、2つの補助金の予算を分けるのではと推察できます。

 

いずれにしましても、現時点では公募要領が出ていませんので推察の域を出ませんが、4月後半には公募概要が明らかになる予定です。

 

昨年度は、当社でもエネ合・中小企業補助金ともに採択されています。

 

補助金の申請は一定のノウハウが必要ですので、「設備更新に補助金を活用していたい」と考えている会社様は、一度ご相談いただければと思います。

 

■お問い合わせはこちらからお願いします。

http://to-pane.com/contents/inquiry.html

 

■電話でももちろんOKです。

03-3452-6701(担当:中川)

中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業費補助金について

中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業費補助金(以下、中小企業補助金)の平成27年度補正予算による公募は、1次が4月22日まで、2次が6月3日まで、3次が9月9日までと、これまでに3回行われてきました。

 

3次公募については、交付申請の総額が、予算の範囲内だったということで、採否の結果が前倒しになり、9月21日から順次公表されることになりました。

 

中小企業補助金は「機器代の3分の1」に補助金が出るというもので、エネ合など「機器代及び工事代の最大2分の1」が補助されるものより補助額が少なくなる制度です。

 

一方で、中小規模の工事や機器代の大きい工事については、エネ合などの補助金より「ハードルが低い」ため、使い勝手の良い補助制度でもあります。

 

当社でも、3次公募に申請している工事がありますので、採択が決まりましたら、すぐに工事準備に入ります。

 

中小企業補助金は「4次公募があるのでは」との見通しがありますので、チャレンジしてみようと考えている企業様は、お気軽にご相談ください。

 

東熱パネコン 補助金担当 03-3452-6701